ホームズのいない町―13のまだらな推理 (FUTABA NOVELS)
蒼井 上鷹 / / 双葉社
スコア選択: ★★★
一つの事件が起こす現象を複数の視点で見れて最後にはそれぞれが繋がる・・・的な小説は個人的に最も好きなタイプのひとつであり、まさしくこれがそれ。なのに大して面白くない。個々の話に余り吸引力を感じられなかったせいかなぁ。うーむ。
少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)
桜庭 一樹 / / 東京創元社
スコア選択: ★★★★
相変わらず救いのない話だの。だが、それがいい。
最後の将軍―徳川慶喜 (文春文庫)
司馬 遼太郎 / / 文芸春秋
スコア選択: ★★★★
慶喜視点で書かれた幕末本は読んだ事なかったなぁ、ということで購入。慶喜が大阪城から将兵を置いて引き上げる場面も慶喜視点で見ると、昔読んだ「燃えよ剣」の時はまた違った感慨が。てか将軍在任期間が1年半程度しか無かったのね。もうちょい長いと思ってたよ。