電子ペーパーシンポジウムの講演で特に興味を引いたのが電子タイルの紹介だった。web上では電子タイルに関する記事は殆ど見かけないので、せめてここに書き留めておきたい。 1cm x 1cm を一画素にして10cm x 10cm のタイルつくり、そのタイルを組み合わせて壁面に大画面ディスプレイを作るという内容で、低コスト・省電力を謳っていた。機能を絞った電子ペーパーを使ったとしても低コストが実現するかは疑わしく思えたし、解像度が荒すぎてサイネージとしては実用に耐えないのではというのが講演とスライドを見た時の感想だったが……。
(コスト問題はさておき)実際に試作機を見た後では大いに有りという意見に変わった。表示はキビキビ切り替わっているし、1cm x 1cmで一画素という荒さも不思議と気にならない。想定用途である数m x 数mのサイズなら、いくらでも見せ方がある気がする。
現状デジタルサイネージとしては高価な上に表現力に劣る電子ペーパーなれど、大画面ながら主張しすぎないデジタルサイネージとしての活路はあると思うので、どうにか上手いことやって実用化まで持っていって欲しい。電子ペーパーコンソーシアム解散で電子タイルのプロジェクトも立ち消えになっていない事を祈る。 関連リンク等 建材として登録されている。建材かつ非発光なので屋外広告のサイズ規制に囚われないという旨の発言をされていたがするのだが、記憶が朧げ。 第16回電子ペーパーシンポジウムで使用予定だったスライド。利用シーンの大雑把なイメージも掲載されている。試作品のver.2も出来上がってたようで、シンポジウムが開催されていれば現地で展示されていたのかもしれない。
E Ink Prism を屋外壁面に貼り付けた例。特に情報を表示するわけではない。
E Ink Prismを屋内壁面に貼り付けた例。このくらいのサイズを電子タイルで利用できればインパクトがありそう。
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